モルディブへ。
青い空、白い雲、きらめく紺碧の水面に浮かぶラグジュアリーなコテージ…。
そんなリゾート旅とは縁のないMeLike取材班がモルディブに立ち寄ることになったのは、昨年(2016年)の日本取材旅でお世話になった大分県うすきツーリズム活性化協議会の地域サポートアドバイザー・地域づくりイーディネーターの小金丸麻子さんにお声がけいただいたのがきっかけ。
(本来であれば小金丸さんにご案内いただいた臼杵の魅力を当ブログで既に紹介しているはずだったのですが…。間に合わずすみません!)
モルディブでJICAの青年海外協力隊員として活動しているお友達に会いにいくとのことで。
ちょうどニュージーランドからインド方面への移動を考えていたタイミング。
旅は道連れ世は情け(?)ということで二言返事で同行させていただくことにしました。
お友達のJICA隊員、向髙亮次さんは宮崎県で農業を営んでいらっしゃる方(ちなみにファーマーでありサーファーでもあるそう)。 将来的にこれからの時代に即した新しい農業に取り組むために、知見を広めるため、農業分野での海外ボランティアに志願したのだとか。
モルディブというと前述したようなというきらびやかな場所を思い浮かべるかもしれませんが、観光客のための施設が整備されたリゾート島とは異なり地元の方々が普通の生活を送るローカル島もあります。
その中には生活インフラなどまだまだ他国の支援が必要とされる場所もあるとのこと。
彼は、そこで農業指導の仕事に従事されているそうです。
帰国後の侍サーファーファーマーの活躍が楽しみであります。
さて、まずは空港から近く最も賑わっているローカル島マーレへ。
イスラム教国であるモルディブのリゾート島以外のローカルな場所で唯一お酒が飲めるお店がある所でもあります。
↑亮二さん(左)、小金丸さん(中)と一緒にアルコールいただきました@マーレ。
全くのノープラン&リーズナブル志向の我々にモルディブは敷居が高いかなと思っていたところ、
亮次さんの勧めで、地元の旅行会社を紹介していただき、格安で泊まれる水上コテージを探してもらうことに。
地元の旅行会社INNER MALDIVES HOLIDAYSへ。
モルディブは島間の移動がクルーザーorセスナ。水上コテージの滞在費もさることながら、移動費もバカになりません。
本当は専用セスナでコテージに乗付けるという超ラグジュアリーなやつをやってみたかったのですが、今回はコスト削減のため致し方なくクルーザーバージョンに。
agodaやbooking.comで予約するよりかなり安く予約できました。
でも、せっかくなのでリゾート島を体験する前にローカル島のビーチも体験しようと
マーレのホテルの受付の日本の漫画好き(『銀魂』と『進撃の巨人』が特に好きらしいw)のお兄ちゃんが薦めてくれたこともあり、
マーレから最も近いローカル島、ヴィリンギリ島にも滞在することに。
もちろん移動はローカル船。
水上コテージへの期待が高まる中、とりあえずのローカル島ステイだったのですが、
これがなかなかどうしての素晴らしさ。
街の至る所に、ハンモックがつるされていて、お昼となれば島民がどこからともなくやってきて、ゆらゆらゆれている(笑)。 てか朝からずっとゆらゆらしている人もいる。 おじさんだけでなく、女性も世間話に花を咲かせながらのんびりリラックス(なんとなく男性用、女性用はあるみたいでした)。
イスもそこら中に置いてあって。
公共の場にみんなが寛げるグッズが溢れてるって、もうそれだけで豊かじゃないですか?
そして、ビーチではイスラム教国なのでみんな着衣で海水浴。
もちろん旅行者も水着で肌見せはNGなのですが、そんな牧歌的な雰囲気もいい感じ。
朝は町中で清掃が行われていてとても心地良く、
島の人達が生き生きしていた楽しそう。
島の人たちの立ち振る舞いがそのまま島の良いムードを作り出してるようでした。
ちなみに宿泊したホテルも最近出来たばかりらしくとても清潔でしたし。
近所のレストラン(後日、localuncで紹介予定!)もリーズナブルで美味。
超ゆる~いリラックスムードの中、正直、リゾート島の水上コテージのことを忘れちゃうくらい充実した時間を送ることができました。
もちろんリゾート島の水上コテージもそれはそれで最高だったのですが。
ちなみに滞在したリゾート島はPradaise island。名前からしてリゾート感ハンパない!(笑)
高級リゾート滞在もさることながら、地元の人の暮らしを垣間見ることができるってとても興味深く。
両方を体験できたモルディブ滞在はとても贅沢なものとなりました。
○MeLikeで取材させていただいた方々のインタビュー記事はコチラからご覧ください。→http://melike.info/
オーバー40にして、自らのワクワクに導かれるまま、長年お世話になっている会社を休職。Webメディアを立ち上げ、これからの豊かな暮らしを探求するため世界中を巡る旅を慣行中。雑誌『BE-PAL』(小学館)のWeb版『BE-PAL.net』(http://www.bepal.net/)にて記事を不定期掲載中。
MeLikeの日本取材旅の最中に編集ひとりのリュックの中に紛れ込む。世界編からアシスタントとして大活躍する予定。一日の大半は寝ていて、鳥のささ身が大好物。