Quest for quality life through traveling around the world.
旅する休職中サラリーマン。編集ひとりとぽっち
Melike Book
2016.3.31

本で意識のイノベーションMeLike企画を想起するきっかけになった本

編集ひとり

私は、やっぱり本が好き。
 

映画、音楽も、写真も、素晴らしいクリエーション全てに言えることかもしれませんが、名著を体験する前と後では、世界はまるで変ってきますよね。
 

ぐうたらで、小心者で腰の重い私に、そそくさと寄り添って、ベッドで、お風呂で、トイレで、通勤ラッシュの電車で、ひたすらに、ささやかな希望と勇気を与えてくれる本たち。
 

“日本を巡りながら、これからの豊かな暮らしを探求する…”、
 
この『MeLike』の旅の着想にも、気づきをくれ、背中を押し、見守り、導いてくれた数々の本たちとの出会いがありました。
 

MeLike Bookでは、そんな名著を紹介していきたいと思います。
 
 
 

記念すべき第一回はこちら。
 

“旅”の概念を変え、MeLikeというプロジェクト(プロジェクトってほどの大袈裟なもんじゃないですけどね笑)を思いつくきっかけにもなった本。
 

『自分の仕事をつくる旅 グローバル時代を生き抜く「テーマのある旅」のススメ』

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著者の成瀬勇輝さんは、早稲田大学在学中に、ベンチャー企業でウェブ制作、音楽事業の立ち上げに携わり、2010年から大学を休学し、ビジネス専攻に特化したアメリカのマサチューセッツ州ボストンにあるバブソン大学で起業学(Entrepreneurship)を専攻。
 

その後、日本の若者が世界に出るきっかけづくりと、世界に出て活躍できる日本人、世界に広がるビジネス発起を目標のもと、『NOMAD PROJECT』を立ち上げ、世界中の起業家にインタビューしながら、1年かけて世界一周旅行をし、ウェブサイト上で情報を発信していました。
 

2015年2月、立ち上げるや瞬くまに月刊数千万PV(正式な数字は存じ上げないのですが)を稼ぐ人気キュレーションメディアとなった『TABILABO』の共同創設者であり代表を務めていることでも有名。
 

プロフィールにもございますが、自身も世界中の起業家をインタビュー取材をしながら世界を旅をしWebで発信するという壮大な“テーマのある旅”を実践し、現在のキャリアを築いた方です。
 

掲載されている人達もすごい。
 

世界25カ国のクリエイティブコミュニティを旅した『TABILABO』の共同の創設者であり代表である久志尚太郎さんや、
 

台所研究家として日本、そして世界中で“おばあちゃんのレシピ”集めに奔走する中村優さんなど。
 

旅でキャリアを築きあげた、というか、旅の中で人生を創り上げた方々の実録的なインタビューが掲載されています。それぞれ巡った地域が記載された地図や写真など旅情をあおります。
 

この本のポイントは、そういうすごい人達の輝かしい実績を紹介すると同時に、後半は、旅のHow toが著者の経験や旅のプロ達の取材を元に掲載されています。
 
旅の仕方から、持ち物から、ちょっとした節約術まで事細かに丁寧に書かれている。
 
しかもわかりやすく美しい写真つきで。(そうカラーです!)
 

つまり“あなたも同じようにテーマのある旅をして、キャリアを築き、自分らしい人を生踏み出してみませんか”と読者への実践を提案するHow to本としても充実した内容なのです。
 

テーマのある旅って、自分のようなオーバー40のおっさんにはぴったりだと思ったんですよね。
 
若い人は可能性がありすぎて、テーマ探し自体が旅の目的になるかもしれないけれど。
 

オーバー40ともなると、ある程度自己が確立してるので、テーマは見出しやすし、むしろ自分のテーマ(得意分野)の可能性を、“旅”という日常とは異なる未知の場で試し、探ることができる。
 
あえて“自分の付加価値”を見つける旅。
 

それが見出せなかったとしても、どうせ行かなければ気づかないんだから、行って損はなし!(笑)
 

それを“痛い”と思うか、“やべ~面白そう”と思うかは人それぞれ。
 

精神年齢は低い(笑)私は、けっこうワクワクきちゃったんですよね(笑)。
 

旅を通して、自らのプロジェクトを成立させて、キャリアとして確立させていく。
 

たとえ、そのプロジェクトがうまくいかなかったとしても、旅での人との出会いや経験から新たな挑戦や目標が生まれてくる。
 

これって新しい旅の仕方だけでなく、新しい働き方、暮らし方にもつながっていくのではと!
 

正に、MeLikeの“これからの豊かな暮らしの探求”にもつながる!
 
この本で感じたことを実践したい!
 
と思ったわけです!
 

そして、何より強く心に残ったのが、この一冊を通して貫かれているメッセージ。
 

“世界に出る”のではなく、既に“世界にいる”という感覚を持つことの大切さ。
 
幼い頃、家庭や学校が全ての世界だったのが、大人になると小さな世界だったことに気づく。
それと一緒で、自分の世界を日本という狭い空間に限定しないで、地球全てが自分の活動範囲という感覚になれれば、きっと“豊かさ”の価値観も変ってくるはず。
 

そんな感覚を実体験から得ることの大切さ、楽しさを教えてくる一冊。
 
旅でなくても得られる感覚なのかもしれないのですけれど…。

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以前は、すごいな~とさらっとある意味客観的に読んだのですが、MeLikeの旅(彼らのような世界中を巡る壮大な旅を経験しているプロからしたら、かわいいものなのですが…)に出てから読み返してみて、より現実味を帯びて感じられ、改めて、この本の素晴らしさ、著者の成瀬さん、そして取り上げられている方々のすごさを感じました。
 

旅慣れた人にはもちろん、私のように、“旅にめっちゃ興味があるけれど、旅慣れてない人”におすすめです。
 

自分の明日をつくる旅、自分の人生をつくる旅、そんな旅へのチケットのような名著です。
 
あなたの新たな明日への扉を、この本が開いてくれるかもしれません!

PROFILE
編集ひとり

旅する休職中サラリーマン

編集ひとり

オーバー40にして、自らのワクワクに導かれるまま、長年お世話になっている会社を休職。Webメディアを立ち上げ、これからの豊かな暮らしを探求するため世界中を巡る旅を慣行中。雑誌『BE-PAL』(小学館)のWeb版『BE-PAL.net』(http://www.bepal.net/)にて記事を不定期掲載中。

ぽっち

旅するアシスタント

ぽっち

MeLikeの日本取材旅の最中に編集ひとりのリュックの中に紛れ込む。世界編からアシスタントとして大活躍する予定。一日の大半は寝ていて、鳥のささ身が大好物。