Quest for quality life through traveling around the world.
旅する休職中サラリーマン。編集ひとりとぽっち
VAN LIFE
2016.2.20

DIY初心者でもできる!“Van Life”カー手作りアレンジメント

編集ひとり

前回の記事にも書きましたがinstagramやpinterestなんかで“vanlife”で検索すると出てくる出てくる内装がオシャレにアレンジ(?)された車達。
 

僭越ながら見た目はかわいいと評判のMeLike号ですが、旅立ち直後の車内はこんな感じでして…。
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まるで…
 
 
 

“夜逃げ”状態!(笑)
 
 

“Van Life”なんてオシャレなタグを掲げるからには、車内の装いもそれなりにスタイリッシュにいきたいところ。
 

Van Life カーの写真をいくつかチェックしてみると、車内空間を有効活用するたに“DIY”でカスタマイズをしているものが多々見受けられます。
 

DIY、いわゆるDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で、“専門家や業者任せにしないで、作ったり修理したり自分自身でやろう”という意味の言葉ですが、
 

DIYのような英字三文字略語といえば…、
 

trf、ELT、dos、TLC、SWV、N.W.A.…
 

と世代的に90’sな音楽グループ名が想起され、
 

それだけでなんだかイケてるイメージ?(笑)
 
 
なんて冗談はさておき、
 
身の回りのモノを自ら作り出しまかなうDIYの精神は、『MeLike』が探求する“これからの豊かな暮らし”に欠かせないキーワードのひとつでもあり。
 
これまでの取材旅でお会いしてきた方々の多くが日々の生活の中で当たり前の様にDIYされている姿を目の当たりにし、DIY魂を触発されたこともあり。
 
MeLike号のVan Life仕様アレンジもDIYでチャレンジすることに!
 
 
なんて意気込んだものの、旅同様、DIYも全く不慣れな私。
 
DIYテクに優れた器用な方の車や市販のカスタマイズキャンパーとかは、“コレ部屋!?”ってくらいに周到にカスタマイズされていたりしますが、そこは、DIY初心者。
 
あれこれ思いあぐねても仕方ないので、手間もお金もかけず、機能的かつ、なんとなく見栄えのいいものに仕上げたいということで、極力シンプルな形をとり、
 
後部座席をフルフラットにして、下部を収納スペースとして使い、上部は寝転んだり、ちょっとした荷物を置けるフリースペースになるような低めの棚を作ることに決定。
 
うまく完成すれば、未だ実現出来てない念願の車内泊に向け一歩前進!?(笑)
 
 
はやる気持ちを抑えつつ、まずは ホームセンターへ。
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意気込んで行ったはいいものの、さすがプロの方々も足繁く通う場所。
 
広大な敷地でたくさんな工具や材料を見て回っているうちに、徐々に冷静さを取り戻し…、
 
DIY技術も時間もお金もない旅する休職中サラリーマンの身には、棚を一から全~部作るのはハードルが高すぎる!と我に返り。
 
何か楽チンな方法はないかと考えたところ…。
 
既製の棚を使うことを思いつきました!
 
でも、車のサイズにぴったりの棚なんて、なかなかあるものではありません。
 
軽自動車のフルフラットにした後部座席用の棚なんてニッチな商品、聞いたことないですもんね。
 
 
しかし!
 
 
ありました!
 
 
サイズが豊富で、安価で、重量がかかっても丈夫な棚が!
 
それがこれ。
 
 
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私が中高生の頃、流行った、シルバーのスチール棚。
 
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オーバー40同世代の方には、本棚やオーディオコンポ置きとして自分の部屋用に使っていた方もいらっしゃるのでは?
 
いくつかサイズがあるのですが、幅120㎝×奥行き40㎝×高さ30㎝のスチール棚を3つ用意して以下のように配置。

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その上に板を置いて、こんな感じにしてみようと。

棚 サンプル

 

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スチール棚の上に板一枚のっけるだけで機能的には問題ないのですが、そこは、やはり見栄え的にVan Lifeらしくない。
 
ウッディなおしゃれDIYフレイバーを加味する意味で、ベニア板の上にフローリング調に厚めの板をブロック状に敷き詰めることにします。
 
材料の木材はホームセンターの木材売り場でゲット!

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大きめサイズのベニア板がなかなかなく(大方、幅90㎝のものが主流)、ようやく120㎝×200㎝のサイズのものを発見。
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ベニア板の上に敷き詰める太目の板は“1×4材”をセレクト。
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“1×4材”は1インチ×4インチという規格の板。
 
1インチは約2.54㎝ですが、乾燥や表面加工で実際の寸法はひとまわり小さくなり、実寸は厚さ約1.9㎝×幅約8.9㎝×長さ約183㎝。
 
“1×4材”は安いのと、表面の木目が若干残っていてデコボコしている。
 
綺麗にフラットに加工されている木材もあるのですが、この“木目がデコボコしている”っていうのがペイント後にいい感じに仕上げるために重要なんです。
 
幅120cmのベニア板に敷き詰めるから、120÷8.9=13.48…だから、、、“1×4材”は14本購入。
 
なんて、算数の試験みたいにして購入本数、カットサイズをはじき出します(笑)。

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ホームセンター内の工作室に持っていけば、1カット¥50できっちり切ってくれます。

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DIY初心者にはとってもありがたいサービスです。
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もろもろ準備も整って、
いざDIYスタートです!
 
 
カットしてもらった“1×4材”をベニア板に接着。
 
120×180㎝の面積に貼り付けるのに足りなくなっては困ると
(あと文房具店にあるような木工用ボンドよりなんとなくDIY感出るなと笑)
思い業務用の1kgを買いましたが、
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かなり余ってしまい。普通の木工用ボンドで十分でした。

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ボンドが乾いてきちんと接着するのを待つ間、
オイルステインを塗布。
 
オイルステインは色ムラになりにくく木目を引き立てる鮮やかな色調の油性着色剤。
 
いくつか種類があって悩み、店員さんにもいろいろ聞いたのですが、結局、なんとなく見た目がオシャレそうなのをセレクト。
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色は、ある程度濃い目をセレクト。ペイント後の仕上げを効果的にするために重要です。
 
マホガニーやダークチェリーなどがお薦め。
 
ペイントトレイ代わりにスーパーで売ってる野菜や果物が入ったプラスチック皿を使うので十分。
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塗りも、ハケの代わりに、いらなくなった布を使う方がリーズナブルだし楽チン。

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一度乾かして、二度塗りするといいのですが、

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乾かしてる間に、接着した“1×4材”を、
さらにネジ留めします。
 
そこで登場するのが…、電動ドライバー!
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DIY感あふれるビジュアル。これを持つだけでDIYが得意な人になった気分になれるから不思議です。
 
“1×4材”にネジを打ち込むので、普通のドライバだと気の遠くなるような作業になるりめっちゃ大変。
 
DIY初心者ほど便利な道具に頼ります。
 
ホームセンターで¥5千程度で手に入ります。
 
お店の人には、高速で打撃を加えながらネジを打ち込み強い締め付け力のあるインパクトドライバーを薦められましたが、高価ですし、安価なドリルドライバーで十分です。
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最初は恐る恐るですが、慣れてくるとネジが打ち込まれていく瞬間の快感がたまらなくなります(笑)。
 
DIYしちゃってる自分にひたりつつ(笑)ネジ打ち作業を続けます。
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事前にネジ穴をドリルで開けておくとよりスムーズです。
 
 
ネジ留めが終わったら
ペイントです。
 
オイルステインは、あくまで下地。
 
この上に、さらに色を塗ります。
 
おしゃれVan Lifeカーのイメージから車内を明るくしてくれるであろう白をセレクトして塗ることにしました。
 
ペンキも様々な種類があって悩みましたが、結局、見た目がかわいらしいこちらをセレクト。

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ペンキを塗るためにローラーとハケもゲット。DIY気分も上がります。
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ペンキのトレイもプラスチック皿で十分なんですが、さらに気分を盛り上げるために専用トレイも購入しちゃいました。¥90ぐらいです。
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まずはローラーで大胆に。

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乾いたら、ハケで繊細に優しく。
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サイドも忘れず塗り塗り。
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真っ白に塗り終えてみて、
 

“木目がはっきりしていたオイルステインを塗ったただけのほうが雰囲気あって良かったのでは…”と一瞬不安がよぎります。
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このままでは、あまりにベタに白過ぎて、ちょっとおしゃれ感がありません。
 
安心してください。おしゃれDIYはここからですよ!
 
 
使い古した感じ、おしゃれDIY界隈で言うところの
“シャビー感”を出すためにヤスリがけをします。
 
そこで登場するのが、電動サンダー!
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要は木材の研磨、塗装はがし等に使われる電動工具なのですが、なんでサンダーっていうんだろう?
 
取り付けるサンドペーパーは、粗目のものを選びます。
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サンドペーパーの裏面に、目の粗さを現す、数字が明記されていて、小さいほど粗く、大きいほどきめ細かくなります。
 
あんまり細かくても雰囲気出ないですし、削りすぎてもいけないので、60~80ぐらいがいいのでは。
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サンダーをかけると、木目の凸部分の塗装が削れて、使い古されたシャビーな感じがでます。
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今回の場合だと白く塗った部分がはげて、下地のオイルステインの茶色が木目のように現われます。
 
木の表面の凹凸がないとヤスリがけしても木目感が出ず、いい感じになりません。
 
前述の“木目のデコボコ”にこだわったのはこのためです。
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さらに、下地の色が薄いと、これまたシャビー感がでません。
 
ヴィンテージな雰囲気を出すためにも下地を濃くすることが重要(笑)。
 
前述のオイルステインは“ある程度濃い目をセレクト”にこだわったのはこのためです。
 
サイドも忘れず削り削り。
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あんまり根つめてやると腱鞘炎になるから注意!(笑)
 
のっぺりと真っ白だった板が、ヤスリがけしていくことでシャビッてきます。

 

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ここで、最初のスチール棚カムアゲインです。

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上に載せる板をこれだけ手間かけてシャビーでヴィンテージに塗り上げたのに(笑)、
 
こいつだけシルバーのままっていうのはいかがなものかということで、
 
スチール棚も白く塗ります。
 
面倒くさいのでスチール棚はスプレーで(笑)。
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(写真はないのですが)スチールは塗料の密着が悪いのでペイントを塗布する前に下塗りにプライマースプレーを塗っておくと定着が良くなります。
 
壁に落書きしちゃう反抗期の中2の気分で思いっきりスプレーします。
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臭いがきついのでマスクするのも忘れずに。

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準備完了です!
 
 
早速、装着してみます。
 
後部座席に、Van Lifeテースト(?)なラグをひきまして。
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こんな感じ!
 
スチール棚の上に、板をのっけて…、

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DIY初心者でも、こんなVan Lifeチックな後部座席ができあがりました~!
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PROFILE
編集ひとり

旅する休職中サラリーマン

編集ひとり

オーバー40にして、自らのワクワクに導かれるまま、長年お世話になっている会社を休職。Webメディアを立ち上げ、これからの豊かな暮らしを探求するため世界中を巡る旅を慣行中。雑誌『BE-PAL』(小学館)のWeb版『BE-PAL.net』(http://www.bepal.net/)にて記事を不定期掲載中。

ぽっち

旅するアシスタント

ぽっち

MeLikeの日本取材旅の最中に編集ひとりのリュックの中に紛れ込む。世界編からアシスタントとして大活躍する予定。一日の大半は寝ていて、鳥のささ身が大好物。